リーグ戦の推進をおこなっている公益財団法人日本バスケットボール協会は2021年度、「U18日清食品ブロックリーグ」を新設し、同秋には「日清食品リーグ U18バスケットボール競技大会 関東ブロック2021」を開催しました。2022年度からは「U18日清食品トップリーグ」が新設され、その男子開幕戦が9月10日（土）、11日（日）の両日、茨城県の「アダストリアみとアリーナ」でおこなわれます。

トップリーグは前年度（今シーズンであれば2021年度）の全国大会（インターハイ、ウインターカップ）の成績をポイント化し、男女各8チームを選出しています（同率の場合は一昨年度：2020年度の成績を反映）。その男女各8チームが1回戦総当たりのリーグ戦をおこないます。

全国でもトップクラスの実力を誇るチームが、トーナメント形式の大会とは異なる一定の試合数が確保されたリーグ戦で競技に取り組みます。その過程でこれまでとは異なる習慣を身につけ、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することで、さらなる競技力の向上を目指します。

今年度のトップリーグ・男子の参加校を、8月におこなわれた「四国インターハイ2022」の結果で見れば、優勝校（福岡第一）やベスト4（中部大第一）がいます。その道程で敗れたチームもいれば、インターハイに出場できなかったチームもいます。選出方法は上記のとおりですが、いずれにしても全国トップクラスの実績を誇り、今なお日々の研鑽を重ねているチームであることは間違いありません。さらに付け加えれば、全国的に「激戦区」と言われる県でインターハイ出場チームと接戦を繰り広げた、今年度の実力を見ても、間違いなくトップリーグに相応しいチームもいます。

夏の歓喜と悔恨を、今冬を含めた未来への高みにつなげていくためにも、2ヶ月半に渡っておこなわれる「U18日清食品トップリーグ」は、彼らにとって大きなステップアップの舞台になるでしょう。

 

【U18日清食品トップリーグ　参加チーム】

仙台大学附属明成高等学校（宮城県）
前橋育英高等学校（群馬県）
正智深谷高等学校（埼玉県）
帝京長岡高等学校（新潟県）
東海大学付属諏訪高等学校（長野県）
中部大学第一高等学校（愛知県）
福岡第一高等学校（福岡県）
福岡大学附属大濠高等学校（福岡県）